Season 7 Disc 5 Bonus ― 2021-09-18 14:28
①Episode15 Bomb Shell 徹底解剖
Season7の転換点、カディとハウスが別れることになったepisode15を徹底解剖・・・いくつもの劇中劇(シットコムやゾンビなど)
②帰ってきた13番
Oliviaは映画の撮影で抜けていたらしい
③新キャラクター マーサ・マスターズ
映画の出演のために一時抜けていた13番の代わりにepisode6-19と長期にわたって出演したマスターズ。正直医療のさわやかさ。
④ハウスとカディの恋の行方
Season7は結局のところ、ハウスとカディの愛と破局の物語。Episode 15のカディの愛の豹変は男にはわかりづらい。その理想と現実をいくつかの劇中劇で表現していたのかと、特典映像①をみれば思う。ハウスを愛するなら、もっと寛容であるべきだったのでは(まあ、ドラマなのであえて不寛容なのはしかたがない)
しかし、episode 16以降のハウスのカディへの執着もひどい。こちらは愛の破局に対する不寛容。これもまたドラマの展開上のことではあるが、アメリカ人視聴者には、この二つの不寛容が不思議ではないのかもしれない。
そう考えると、日本人は寛容、というか「いいかげん」なんだろうな。そうでなきゃ狭い島国ではやっていけないということか。
「爆発」 Season 7 Episode 23 ― 2021-09-17 14:27
Season 7 Episode 23
日本語タイトル「爆発」
Fandom Page https://house.fandom.com/wiki/Moving_On
診断 「多発血管炎性肉芽腫症(Wegener肉芽腫症)」
関連URL
https://www.nanbyou.or.jp/entry/4012
Who Lies?
パフォーマンス・アートの女性が患者、最終的にWegener肉芽種症とわかるのだが診断的にはそこまでおもしろくない。この女性と東洋系の恋人の関係性の変化がハウスのカディへの執着(というか不寛容に対する不寛容)に火をつける。
Side Story
というわけで、愛に執着するハウスが最後には子供じみた精神爆発を起こしたところで、最終シーズンへひっぱる。
評価 ☆☆☆☆
「時間外診療」 Season 7 Episode 22 ― 2021-09-16 22:46
Season 7 Episode 22
日本語タイトル「時間外診療」
Fandom Page https://house.fandom.com/wiki/After_Hours
診断 「アメーバ性肝膿瘍」
関連URL
https://www.jstage.jst.go.jp/article/kanzo/49/6/49_6_260/_pdf
Who Lies?
13番の刑務所仲間(元女刑事)が刺されて13番の家に。いろいろあって肝膿瘍を刺されたことによるアメーバ性の敗血症と判明。一方ハウスは脚の治験薬のせいで脚に肉腫が!自分で風呂場で切除しようとするが・・・・。
Side Story
Season7も終わり間近でシリアスに盛り上げる展開。13番といい、ハウスといい、タウブといい・・・そうしなきゃいいのにという方向へ突き進んでしまう、さてSeasonラストはどうなる?
評価 ☆☆☆☆☆
「八百長」 Season 7 Episode 21 ― 2021-09-14 22:43
Season 7 Episode 21
日本語タイトル「八百長」
Fandom Page https://house.fandom.com/wiki/The_Fix
診断 「(女)カンタリジン中毒(男)頸部パラガングリオーマ」
関連URL
https://animalbattles.wealthyblogs.com/?p=21134
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jibi/63/1/63_32/_pdf/-char/ja
Who Lies?
①浮気な女性科学者が放射線障害のような症状、いくら治療しても悪化の一途。いつも付き添う恋人が嫉妬心からカンタリジンを投与していた。②ハウスがウイルソンと賭けていたボクサーのダウンの原因、ハウスがいろいろ考えた末に頸部のパラガングリオーマと判明。③ハウスが筋肉回復の治験薬をこっそり使っていて後半効果が出てくるが、治験のラットは最後、死んでいた。
Side Story
ハウスのエキセントリックな態度も治験のせいか?女性、ボクサー、ハウスそれぞれのエピソードどれも興味深く☆5。科学者役のリンダ・パークはBoschではアーヴィンの2番めの妻。
評価 ☆☆☆☆☆
「色あせた思い出」 Season 7 Episode 20 ― 2021-09-10 22:40
Season 7 Episode 20
日本語タイトル「色あせた思い出」
Fandom Page https://house.fandom.com/wiki/Changes
診断 「奇形腫によるNMDA受容体脳炎」
関連URL
https://neurology-jp.org/Journal/public_pdf/049110774.pdf
Who Lies?
宝くじ当選者をめぐっての診断。抗体についてやや高度な議論が・・・途中でNMDA受容体脳炎?と思ったらほぼ正解だった。
Side Story
カディの母親がカディとハウスのよりを戻させようと画策するがカディはかたくな。
評価 ☆☆☆
「最後の誘惑」 Season 7 Episode 19 ― 2021-09-09 22:37
Season 7 Episode 19
日本語タイトル「最後の誘惑」
Fandom Page https://house.fandom.com/wiki/Last_Temptation
診断 「上腕のリンパ肉腫」
関連URL
https://www.jstage.jst.go.jp/article/nishiseisai1951/27/3/27_3_513/_pdf
Who Lies?
いよいよ卒業のマスターズが主役。ウソをつかないままでは医師になれないとハウスが追い込む。マスターズは患者の意識をうばって両親から手術の承諾を得る。
Side Story
マスターズはこのシーズンEpisode6から19まで出ずっぱりで、honestyの体現者としてふるまう。この後、最終episodeに顔を出すらしい。Disc5の特典映像③
評価 ☆☆☆☆
「帰ってきた13番」 Season 7 Episode 18 ― 2021-09-08 22:34
Season 7 Episode 18
日本語タイトル「帰ってきた13番」
Fandom Page https://house.fandom.com/wiki/The_Dig
診断 「Q熱 Ehlers-Danlos症候群」
関連URL
https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/391-q-intro.html
https://newsee-media.com/ehlers-danlos-syndromes
Who Lies?
13番ハドリーが戻ってくるエピソード。ハドリーと同じくハンチントン病である兄を安楽死させた罪で6カ月服役。こちらのストーリーは面白い。
診断は、Ehlers-Danlos症候群のため流産してしまう妻が精神的な問題からものを捨てられなくなり溜まったゴミからのQ熱感染・・と医学的にはまったくピンとこないし、診断過程もまったくわからない。
Side Story
カディとの別れ話シリーズの沈滞したムードを打ち破るため?・・のepisode?と思ったが13番役のOlivia Wildeが映画出演のために不在だったための構成。Disc5の特典映像②
評価 ☆☆☆☆
「セカンド・チャンス」 Season 7 Episode 17 ― 2021-09-07 22:28
Season 7 Episode 17
日本語タイトル「セカンド・チャンス」
Fandom Page https://house.fandom.com/wiki/Fall_From_Grace
「Fall from Grace =神の恩寵を失う」
診断 「成人レフサム病」
関連URL
https://www.shouman.jp/disease/details/08_07_105/
https://www.nanbyou.or.jp/entry/4622
Who Lies?
嗅覚異常のホームレス風の男が次第に統合失調症のようなパーキンソンのような症状。症状の消長からハウスが成人レフサム病にたどり着く。
Side Story
カディとの破局を受けてハウスの行動がエキセントリックに。ドミニカという女性との偽装結婚は単なるにぎやかし?最後に逃げ出した患者がサイコパスのシリアル・キラーだと判明してマスターズの善意主義はどうなっていくのか。
評価 ☆☆☆☆
「自暴自棄」 Season 7 Episode 16 ― 2021-09-06 22:23
Season 7 Episode 16
日本語タイトル「自暴自棄」
Fandom Page https://house.fandom.com/wiki/Out_of_the_Chute
診断 「バルトネラ感染による大動脈内菌膿瘍」
関連URL
http://jsbac.org/youkoso/bartonella.html
Who Lies?
ロデオ・カウボーイの意識障害、どこかに膿瘍があるはずなのにわからない。最終的に危険な大動脈へのチャレンジ試験で確診をえる。ハウスはカディとの別れから立ち直れず再びバイコデインの世界へ。
Side Story
マスターズがカウボーイに惚れる。
評価 ☆☆☆
「ノックアウト」 Season 7 Episode 15 ― 2021-09-05 22:19
Season 7 Episode 15
日本語タイトル「ノックアウト」
Fandom Page https://house.fandom.com/wiki/Bombshells
診断 「患者:ブドウ球菌膿瘍/カディ:腎臓好酸性線腫+薬剤性肺炎)」
関連URL
http://www.jrs.or.jp/quicklink/journal/nopass_pdf/044120928j.pdf
Who Lies?
カディの血尿から腎腫瘍であることがわかり肺にも転移と思われる結節が見つかる。一方、チームはいろいろな場所に血栓を形成する若者の診断に苦慮するもハウスはカディのことでそれどころではない。結局、カディの腎臓は良性腫瘍で肺は抗菌薬によるアレルギー性のものだと判明。若者の血栓も手製爆弾の破片が腹壁に残っているためのブドウ球菌膿瘍が原因と判明する。(Disc5の特典映像に本episodeの徹底解剖があるので見たほうがbetter)
Side Story
しかし、カディの診断確定の過程でハウスが不安からバイコデインをのんだことがバレてしまい、カディに「結局は自分のことしか考えられない人間」と別れを告げられる・・・相手の不安に寄り添わず、自分の不安をバイコデインで乗り切ろうとした・・ということ?
いくつかの劇中劇がおもしろい→Disc5の特典映像①を参照
評価 ☆☆☆☆
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